当病棟は、病床数４７床の医療療養型の病棟です。医療度が高く在宅や施設での受け入れが困難な患者様が入院されています。入院期間が長い方が多く、殆どが看取りまで継続した看護を提供しています。日常生活自立度Ｃ2レベルの患者様が全体の約90％を占め、喀痰吸引や経管栄養・口腔ケア・全身清拭・体位交換・排泄ケアなどに多くの時間を必要としています。
　また、終末期の患者様が多い為、重症化の傾向にあり医療的看護も大いに必要とされます。20：1の看護体制であり、少ないスタッフ数ですが、介護職やリハビリスタッフとも連携・協力し、和気あいあいとした雰囲気で、楽しく仕事しています。
　寝たきり高齢者で会話ができない患者様がほとんどですが、毎日よく声かけや話しかけるスタッフの姿が見られ、笑顔あふれるにぎやかな病棟です。
　これからも、少しでも、穏やかな日常を過ごしていただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。